エコロジーな環境グッズ・ミニプラネット
ミニプラネットをご覧になり、なぜ閉じられた環境で生命が生きてゆけるか疑問に思った方も多いかと思います。
地球上のあらゆる生態系は、他の生態系とつながりを持っているからこそ維持されています。
しかしミニプラネットには外の世界とのつながりはありません。
外の空気も決してミニプラネットの中には入っていきません。
ではどのようにしてミニプラネットの中の生態系は維持されているのでしょうか。
答えは太陽の光と、資源のリサイクルシステムにあったのです。
ミニプラネットの中の全ての生命は、酸素を吸って二酸化炭素を吐き出して生きています。
酸素は水生の植物によって光と水と二酸化炭素を原料として作られています。
つまり、生命は植物がいないと生きてはゆけず、逆に植物も生命の呼吸によって吐き出される二酸化炭素がないと、酸素を生産することはできないのです。
植物は、酸素を作り出すだけでなく、同時に有機物を作りながら生長していきます。
このようにして作り出された有機物はやがてエビに食べられ、エビの体になります。
体にならなかった分の有機物はフンとなって水の中に排出されます。
するとこの有機物の表面に微生物が現れ、有機物を分解してエネルギーに換えます。
この微生物の働きにより、有機物は二酸化炭素にまで分解され、再び植物が有機物を作り出す原料として使われるのです。
このように、植物の生産、エビの消費、微生物の分解があってはじめて、ミニプラネットの中で酸素や炭素のリサイクルが実現します。しかし、植物の生産には二酸化炭素以外にも、窒素やリンなどが必要不可欠です。普通の水槽でミニプラネットを再現しようとしても、植物がすぐに枯れてしまい、うまく資源のリサイクルが起こりません。 そこでミニプラネットでは、窒素やリンなどを効率よく植物に与える工夫がされています。短い時間での資源の大量消費を防ぎ、長い期間資源のリサイクルを続かせるために、少しずつ窒素やリンなどが出てくる仕組みになっています。 このような工夫があるからこそ、ミニプラネットの生命たちは長い期間生きてゆけるのです。